日本のシステムにはぴったり?

バブル崩壊後の長期のデフレーションのお蔭(?)で、日本の教育費はここ30年ほど大した値上がりをしていません。日本の私学は国の助成金を受けられますので、アメリカの私立校のように国や自治体から一切のお金を受け取らない代わりに独立している(だから『インディペンデント・スクール』と呼ばれます)学校とは一概には比べられませんが、それでもやはり格安と言えます。ハーバード、イェ-ルなどのアイビー・リーグ各校の授業料は寮費なども含めると6万ドルを下りません。マンハッタンの私立校もキンダー(1年生の前の1年)から12年生まで年間4万ドルを超えています。もちろんこの学費高騰は米政府の重要懸案の1つとなっていますが、そうそう簡単に解決しそうな問題ではありません。ちょっと話が横道にずれましたが、つまり日本の学費は、仮に私立に行かせるとしても、コツコツ貯めておけば一般人も何とか行かせてやれると思える範囲にあるということです。アメリカ同様、年々所得格差の広がる今の時代、その昔の一億総中流時代のようにはいかないにしても、計画的に貯めれば子供にそれなりのチャンスを与えてやれるというのは素晴らしいことではありませんか。『学資保険』は、貯蓄、特に『積み立て』の大好きな勤勉な日本人にだからこそ受け入れられる保険と言えるでしょう。実際、アメリカには日本式の学資保険のようなものは存在しません。

日本にびったりの学資保険に+1 !


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